【幸せを紡ぐ物語】

物語【夜間飛行】第3話

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素晴らしい体験をすればきっと素晴らしい小説が書けるに違いない…。
青年は、父親について世界旅行へ旅立つと言う友達をうらやましく思いました。
そして、軽く頭を振ると、薄暗い部屋の中で1人自分を責めました。
「友達のチャンスを心から喜べないなんて、僕はなんて情けない奴だろう」

青年は夜が更けても、重い気持ちを抱え眠れずにいました。
明日の仕事に備えてそろそろ眠らなければ…
そう思いながら小さなベランダから夜空を眺めていた青年のところへ、天使のような大きな翼を持った女性が空から舞い降り言いました。
「さあ、世界を見に出かけましょう!」
青年は驚きましたが、考える間も無く、女性と一緒に空へ飛び立っていました。

…第4話へつづく♪
〈絵と文/松本圭〉

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