【幸せを紡ぐ物語】

物語【恋人】最終話

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そんなあなたの姿に、まるで暗闇に光が差し込むかのように愛おしさがこみ上げ、私の頬をあたたかい涙がつたいました。
私は、砂に足をとられながら、立ち尽くすあなたのもとへ駆け寄りました。

手のひらから滑り落ち、あなたのまわりを埋め尽くした砂、それは私の愛です。

あなたが立っている場所は、私の愛の真ん中です。
どうぞ素足になって、足跡をつけてください。

終わり
〈絵と文/松本圭〉

☆お読みいただきありがとうございました☆

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