【幸せを紡ぐ物語】&【創作レッスン】
4.32026
【創作レッスン】描く旅の途中で出会うもの 〜失敗は過程に変わる

幸せを紡ぐ絵 画家・アート講師
松本圭です。
アイデアが決まり、新しい絵を描き始めるとき。
描くという旅路がはじまるわけですが、最初に出たアイデアの通りに完成するわけではありません。
実際に手を動かして描いているうちに「発想が進化する」ので、完成作品はアイデアがでた時よりももっと先に、または別のところにあったりします。
絵が完成した時に、「こんな素晴らしい場所に辿り着くなんて!」と想定外の喜びに満たされることも…^^
けれどもその旅路の途中には、失敗したと思うことも、立ち止まる時もあります。
絵を描いていて「失敗した」と思う時、助けになるのが画材の知識です。
以前、長年絵画教室に通ってくれていた生徒さんが久しぶりに絵を描きにきた時、アクリル絵具についてアドバイスする機会がありました。
「アクリルガッシュを一部厚塗りしすぎてしまった」
と言うことだったのですが、アクリルガッシュは一度に厚塗りするとひび割れの原因になります。
と言っても、アクリルガッシュの特性に合った使い方をしていればひび割れることはありません。
私は20年以上前からアクリルガッシュを使っていますが、過去に描いて時間が経過した作品も特にひび割れたことはありません。
ひび割れしないように塗るには、一度に厚塗りしないこと。
厚く塗って盛り上げ感を出したい時などは、盛り上げ用のメディウムを使うといいです。
(メディウムとは、アクリル絵の具の表現の幅を広げるための溶剤です)
ですが、その時はメディウムを使うことなく、お水もほとんど混ぜていない状態のアクリルガッシュを一度に厚塗りしてしまっていました。
これはひび割れるな~
と言うことで、厚塗りしすぎたところの絵の具を一度除去して塗り直すことにして、除去するやり方についてあれこれ説明しました。
厚塗りしすぎた絵の具をある程度除去して、再度着色開始。
最初に塗った色が残っている上に再度上から色を重ねると…
最初に塗った時よりもとっても素敵な風合いになったのです^^
アクリルガッシュは不透明ですが、薄く塗った場合は下の色が反映されるので、最初に塗った時の色やタッチの形跡が、味わいを与えてくれたのですね。
リカバリーする知識があれば、失敗は失敗ではなくて過程になります。
画材の種類にもよりますが、失敗して塗り直した時の風合いが思いがけず良い感じになったりして、新しい発見があることも!
失敗を乗り越えることは「知識や経験を積み重ねるチャンス」だったりするのです。
絵に関わらず…
がっかりするようなことやうまくいかなかったことが、後々時間がたってから
「あのことがあったからこそもっと良くなった!」
って、なることってありますよね^^
あの時乗り越えたあなたは素晴らしい!
だからこれからも
「あ~あ、やっちゃった…」
なんてがっかりすることがあっても、諦めない心と新たな学びで良き経験にしていきましょう!
あなたが描くことで初めて出会える、新しい世界までの旅。
失敗も含めたその道のりが、人生を豊かにする旅路になります^^
あなたがいつも、優しい光と美しいインスピレーションに包まれていますように✨
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