【幸せを紡ぐ物語】&【創作レッスン】

【創作レッスン】絵の具の混色の基本〜色を自由に作るためのメリットと注意点

【創作レッスン】絵の具の混色の基本〜色を自由に作るためのメリットと注意点

幸せを紡ぐ絵 画家・アート講師
松本圭です。

これから絵を描き始めよう、水彩絵の具を使ってみたい!

と思った時に、最初にセットで絵の具を購入する場合、一番少ない色数のセットは大体12色ですね。

12色あれば十分?っていうとそういうことではなくて、色は混ぜることによって新しい色を作ることができるので、絵の具を混ぜることで12色の絵の具以上の色を使えるのです。

色と色を混ぜて新たな色を作ることを「混色」と言います。

今回は、

  • 自分が使いたい色を自由に作ることができる
  • 少ない絵具数から多彩な色を作ることができる
  • 描く幅が広がる

絵の具の混色についてご紹介します(^^

三原色と言う言葉、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

三原色とは色の基本となる三つの色のことです。

ひとつは、赤、青、緑の光の三原色。

テレビやパソコンの画面の色はこの光りの三原色でできています。

もうひとつは、シアン(青緑)、マゼンタ(赤紫)、イエロー(黄)の色の三原色です。

マゼンタやシアンは絵の具の色としては聞きなれない色名かもしれませんが、パソコンのプリンタインクの色は「シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック」ですので、見かけたことがある人も多いと思います。

絵の具セットにはシアン、マゼンタという色は入っていない場合も多く、絵の具を使うときは赤、青、黄色の三色を「絵の具の三原色」としています。

絵の具を使う上で、理論的にはすべての色というのは、三原色+白から出来ていて、赤・青・黄の3色と白が混ざる割合で色は変化し、無数の色を作り出すことができます。
(無数に作れる、といっても、人間が識別できる色の数は、およそ100万色と言われています)

白や黒・グレーは、「色み」を持たないため、無彩色と言い、一般的な色(有彩色)とは異なる分類となります。

なので「白は色ではない」ということになりますが、白い絵の具、黒い絵の具、といったように、日常的には色の一つとして使っても違和感はありませんね^^

三原色と白で思い通りの色をいくらでも作り出すことができる!

じゃあ、

三原色と白だけあればあとの絵の具はいらないんじゃない?

…ということになりますが。

実際には絵具には「混ぜると色が鈍くなる(鮮やか度が下がる)」という特徴があるので、鮮やかな緑やオレンジを使いたい、なんていう場合は、混色して作った絵具(緑=青+黄色、オレンジ=赤+黄色)ではなくてもともと緑やオレンジの絵具を使った方がいいよ、ということになります。

12色の絵の具セットを揃えたとしても、もちろん絵を描くときは12色だけを使うわけではありません。

絵具セットにない色、自分が使いたい色、自然の中の色…

色彩豊かな絵を描くには、多くの色を必要とします。
でも、

山のように絵具を買わなくてはいけないわけではなく、混色によってさまざまな色を作ることによって、12色以上の色を無数に作り出すことができ、多彩な色彩の絵を描くことができ、自分が望んだ表現をすることができるのです。

つまり上記のことから考える混色のメリットは

・自分が使いたい色を自由に作ることができる
・描く絵の表現の幅を広げ、描く力をつける
・自由に色を作れることで楽しく描けるようになる。
・無数に絵の具を買わなくてすむ

などといったことになります。

絵の具の三原色を全部混ぜると理論上は黒になります。
(実際には真っ黒にはならないですが…)

色は混ぜれば混ぜるほど彩度が落ち、三原色をすべて混ぜると暗い色(鮮やかではない、鈍い色、濁った色)になるため、あえてそういう色が使いたい場合以外は混色しすぎないこと、が大切です。

でも、絵の具を使い始めて慣れないうちは、自分が作りたい色になかなか辿り着けずにあれこれ色を混ぜているうちに「あれ?こんな色になっちゃった!」ってことが多いものです。

その原因の1つに、12色の絵の具セットの中には、三原色のほかにもともと「三原色を混ぜて作った色」が入っているから、ということがあります。

オレンジ=黄色と赤を混ぜた色
緑=青と黄色を混ぜた色
黄緑=多目の黄色と少なめの青を混ぜた色

なので、もともと混色された色であるオレンジ(赤+黄)と青を混ぜると、三原色すべてを使っていると言うことになります。

混色は無数の色を作り表現の幅を広げることではありますが、やたらめったら絵の具を混ぜると彩度が低い暗い色ばかり…になってしまうのです。

また、絵の具自体にも「混ぜると濁る」、と言う性質がありますので、きれいな色彩(彩度の高い色)の絵を描きたい場合、混ぜすぎない方がいいです。

…と言うわけで、混色で多彩な色を作って表現することは絵の上達に役立ちますが、まぜる色の数は多すぎない方がいい、ということになります。

大人の生徒さんでも「混色は難しい」とよくおっしゃっていましたが、頭の中で考えているよりも、まずはいろいろな色を混色して色を作ってみることがおすすめです。

「わ~、こんな色ができた!」って、楽しい発見ですね!

色や混色についてのお話しは、話し始めるとめっちゃ長くなっちゃうのですが(^^;

今回は混色のメリットと注意点に焦点を当てて書いてみました。

混色のメリットは…

・自分が使いたい色を思い通りに作ることができる
・描く絵の表現の幅を広げ、描く力をつける
・自由に色を作れることで楽しく描けるようになる。
・無数に絵の具を買わなくてすむ

混色の注意点は…

・色を混ぜすぎない
・最初から混色された色の絵具を混ぜるときは注意する

色の仕組みを知って自由に色を作れるようになることで、作品の表現の幅が広がり、さらに楽しく描けるようになります。

ぜひ、いろいろな色を作ってみてくださいね(^^

あなたがいつも、優しい光と美しいインスピレーションに包まれていますように✨

幸せを紡ぐ絵無料メルマガ

アートや創作について、クリエイティブに生きるヒント、松本圭のアート講座・展示情報などをお届けしています。ご登録はこちら▽

関連記事

「幸せを紡ぐ絵」無料メルマガ

無料登録で〈アートがもっと楽しくなる〉5つの特典プレゼント♪

▽公式ラインはこちら

友だち追加

▽インスタはこちら

ページ上部へ戻る