幸せを紡ぐ物語

物語【ともだち】第3話

tomodathi

お父さんとの話を終えると、女の子はすぐに犬のところへ行きました。

「私、来月から町の学校へいくんだって。あなたと離れ離れになってしまうわ」
落ち着いた様子で犬が尋ねました
「ずっと帰ってこないの?」
「きっと長い休みには帰ってこれると思うけど…」
「それなら心配することないじゃないか。ずっと会えないわけじゃない」
犬は女の子を励ましました。

女の子が町へ行く前の日、お母さんの手伝いと荷物の準備を終えると、女の子と犬はいつも一緒に過ごした場所へ向かいました。

そこは森の中だけど少しだけ開けていて、暖かいお日様の光が差し込み、女の子と犬のお気に入りの場所でした。
この場所で女の子と犬は遊んだり、内緒話をしたり、叱られてないている女の子を犬が慰めてくれたりして過ごしたのです。

…最終話へ続く
〈絵と文/松本圭〉

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