幸せを紡ぐ物語

  1. 物語【誰も知らない】第2話

    ざわざわざわざわ…木々の声。まだまだ風が冷たいね。今日は特に冷えること。森の中の生き物たちは寒くはないかしら。さあ、今日もこの森を守りましょう。ひそひそひそひそ…生き物たちの話し声。まだまだ春は遠くだね。

  2. 物語【誰も知らない】第1話

    誰も知らない森の中。外の世界から森を守るかのように高い木々が立ち並び、木漏れ日が当たる地面は草に覆われ、いつもしっとりと湿り気を帯びています。その地面の下の土の中は、柔らかくて暖かくて、居心地の良い暗闇。私はこの森の地面の中で、孵化する時を待っています。

  3. 物語【桜の季節】最終話

    あなたと私は散った桜の花びらを踏みながら、坂道を上りました。坂のてっぺんまで来ると、坂の上からところどころピンク色に染まった街が見えました。街を見下ろしながら、あなたがつぶやきました。「希望とは…」「希望とは?」私はあなたに問い返しました。

  4. 物語【桜の季節】第1話

    ある春の日、その年一番桜が美しかった日。満開の桜の花を眺めながら、あなたがつぶやきました。「優しさとは…」「優しさとは?」私はあなたに問い返しました。あなたは私を見つめ、黙ったまま微笑みました。それがあなたの優しさ。

  5. 物語【eternity】

    昔々、ある国の王様と王妃様のもとに、かわいらしいお姫様が生まれました。お姫様はすくすくと育ち、5歳になる頃には白く陶器のような肌にバラ色のほっぺ、ゆったりとカールした美しい栗色の髪を持つ、とても可愛らしい女の子に成長しました。

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