幸せを紡ぐ物語

物語【赤い花】第2話

10_akai_hana

娘は自分の竹筒に冷たい滝の水をたっぷり汲むと、若者のもとへ急いで戻りました。
そっと助け起こし水を飲ませてやると、若者は美味しそうに水を飲みました。

次の日、同じ場所に行くと若者は木に寄りかかって座っていました。
昨日よりも具合が良さそうでしたが、まだ生気のない顔をしています。
娘は家から持ってきた握り飯を若者に差し出し、滝へ水を汲みに行きました。

次の日も、また次の日も、娘は薪を拾いに山へ入っては若者の世話をしました。

…第3話へ続く
〈絵と文/松本圭〉

・・・◆・・・◆・・・◆・・・


絵画作品「赤い花」作品詳細はこちらからどうぞ!

関連記事

ページ上部へ戻る