【幸せを紡ぐ物語】

物語【ミズキンバイ】最終話

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ミズキンバイの妖精は二人の願いを聞き入れ、ずっとお城の庭で暮らしました。
カエルの王様と王妃様はミズキンバイの妖精を、まるで自分たちの子どものようにかわいがりました。

カエルの王様と王妃様のお城の庭は、ミズキンバイでいっぱいになりました。
やがて、王様と王妃様がこの世からいなくなってからも、お城の庭にはミズキンバイが生い茂り、春から秋にかけてかわいい黄色い1日花を咲かせるのでした。

終わり
〈絵と文/松本圭〉

☆お読みいただきありがとうございました☆

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