【幸せを紡ぐ物語】

物語【希望の歌】第4話

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どれくらい進んだだろう?
やがて僕たちは多分谷底の中心であろう、少し広い空間にたどり着いた。
暗闇に慣れた目と、細々と燃え続けるたいまつの火を頼りにあたりを見回すと、ごろりと転がった大きな石の上に、小さな箱を見つけた。

希望の箱。
この箱を開くと悲しみに覆われた世界が変わる。
大人たちが「あの頃は良かった」と懐かしむ「昔」が蘇るんだ。

僕は震える手でその箱をつかむと、仲間達とともに一目散に来た道を引き返した。

…第5話へ続く
〈絵と文/松本圭〉

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