【幸せを紡ぐ物語】

物語【希望の歌】第2話

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僕は生まれた時からこの景色をみて育ったので、昔がどんなに素晴らしい世界だったのか知らない。
だけど、誰もが笑顔を忘れたこの世界を、変えたいと思っていた。

ある日、仲間の一人が言った。
「夕べ大人たちが話しているのを聞いたんだけど、魔の谷には希望の箱っていうものがあるんだって。
希望の箱には希望がたくさん詰まっていて、箱を開けるとたくさんの希望が溢れ出て、この世界が素晴らしい世界に変わるらしいよ」
「素晴らしい世界って、大人達が言う”昔”みたいな世界かな」

僕たちは悲しみに覆われたこの世界を変えようと思った。

…第3話へ続く
〈絵と文/松本圭〉

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