【幸せを紡ぐ物語】

物語【キャンディ】第3話

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私はいつも、友達との悩みや家でのことをおばあちゃんに打ち明けました。
おばあちゃんは時には大げさに相づちをうち、時には一緒に笑い、時には私の代わりに怒ってくれました。
おばあちゃんに話を聞いてもらった後は、不思議と心がすっきりとしたものです。

おばあちゃんの家から帰る時、おばあちゃんはいつも不思議な色のキャンディーをくれました。
そして「大丈夫よ」といって私の背中をポーンと叩いてくれるのでした。

…第4話へ続く
〈絵と文/松本圭〉

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