【幸せを紡ぐ物語】&【創作レッスン】

【創作レッスン】絵を描くときは細部より全体を見る〜バランスよく描くための大切な視点

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幸せを紡ぐ絵 画家・アート講師
松本圭です。

今回は、絵を描くときは
「部分ではなくて全体を見ましょう」
と言うお話です。

絵画教室で絵をお教えしていて、実際にものを見て描く時…
例えば葡萄をモチーフに静物画を描いたとして、私が生徒さんの絵を拝見して

全体的にバランスが取れて
ぶどうも美味しそうで
よく描けているな〜

って思っても、描いているご本人は
「葡萄の粒が実物より一粒足りないわ!」
と、すごく気にされたりします。

「どの粒のことですか?」
「奥の方にある陰になっているこれよ!」

みたいな…。

あと、ひまわりを描いて
「花びらの枚数がわからなくなった、どうしよう」
とか…

描いているうちに
モチーフの細部にばかり気を取られてしまう
ことがよくあるんですね。

もちろん、絵の種類によっては、細部まで正確に描くことがとても重要な場合もあります。

例えば、植物画や博物画と呼ばれる分野。
これは植物や生き物の特徴を記録するための絵で、学術的な資料としても使われるものです。

葉の形や花びらの枚数、茎の付き方などが正確に描かれていることで、その植物の特徴を理解することができるため、細部まで丁寧に観察して描くことが大切になります。

設計図や建築パース、商品イラストなども正確性が求められる絵ですね。

建物の構造や物の形を正しく伝えることが目的なので、形や比率が大きく違ってしまうと、情報としての役割を果たせなくなってしまいます。

あと、そう言った専門性が必要な絵ではなくても、「正確に描くことを目的とした絵」であれば、もちろん正確に描く必要があります。

学校の美術の授業や試験などでは、そういう目的の絵を描くこともあるかもしれません。

このように「何のための絵なのか」によって、重視されるポイントは変わってきます。
正確さが必要な絵もあれば、表現を大切にする絵もあります。

葡萄やお花といった静物を描く絵や風景画などは実在のものを見て描くわけですが、その絵の中に自分の感じたことを表現することで、描いた人それぞれの個性が現れた作品になります。

写真のように正確に描くことを目的にすると、みんな同じ絵になってしまうし、それだったら写真で十分、ということになってしまいますよね。

なので、細部が完全に一致することにこだわるよりも、全体のバランスや構図、描いた人らしい表現が伝わることのほうが大切なのでは、と思います。

なので私は、静物画などを描いているとき生徒さんに
「葡萄の粒が一粒足りないわ!」
と言われたら、、、

葡萄の粒を数えなくていいですよ!
全体を見てちゃんと美味しそうに描けているから大丈夫ですよ!
葡萄の粒を数えるんじゃなくて絵の全体を見てくださいね。

とお伝えしています^^

お花は花びらの枚数が決まっている場合などは正確な枚数で描く必要がありますが、ひまわりの花びらの枚数は数えくてもいいです。

教え方としてどうなのか?
ものを見て描くならあくまで正確であるべき

といった異論がある先生もいるかもしれないですが…

私は全体を見てバランスよく描けているのに
「葡萄の粒が一粒足りないわ!」
と生徒さんが悩んでいたら
「数えなくていいです~」
って言っちゃうかな^^

そして、

絵を見た人も気にしないです。

そもそも絵を見る人は見本の葡萄を見ていないし、葡萄の粒の数を数えるために絵を見ているわけではないので…

絵を見る人は絵の全体を見る
だけど
描いている本人は細部が気になってしまうんですね。

あと、絵を描いていると、どうしても
「ここがうまく描けない」
「思ったようにできない」
と気になるところが出てくるものですが、「あれ?失敗したかも?」なんて、一度気になる部分ができるとそこばかり見てしまい、全体のバランスを見失ってしまったりします。

ですが、絵は一部分だけで成立しているわけではなく、全体の関係の中で成り立っているもので、描いた本人が思う小さな失敗は、見た人にとっては気にもならないことの場合も多いのです。

葡萄の粒が一つ足りないかどうかよりも、房全体の形やボリューム、光と影のバランスなど、遠くから絵を見たときに美味しそうな葡萄に見えるかどうか、明るいひまわりに見えるかどうか。
そうした全体の印象が、絵の魅力を大きく左右するのです。

絵は細部ではなくて全体を見ましょう!

絵を描くときには時々少し離れて作品を眺めてみたり、目を細めて全体の明るさを見るようにしたりすると、バランスが分かりやすくなります。

失敗した!と思う箇所があっても、離れて全体を見て見ると「思っていたよりちゃんと描けているな」と気づくことも多いものです。

こういうことって絵に限らず生活の中でもありますよね。
細部にばかり気を取られて、なんだか自分がダメに思える時も、ちょっと離れて全体を見たら

「全然大丈夫」

だったりするんです^^

あなたがいつも、優しい光と美しいインスピレーションに包まれていますように✨

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