【幸せを紡ぐ物語】&【創作レッスン】
1.312026
【創作レッスン】平面の中に広がる世界〜創作に役立つデッサン的思考

幸せを紡ぐ絵 画家・アート講師
松本圭です。
私が最初にお勤めした会社は印刷関連のデザインの仕事でした。
そう、最初から画家だったわけでも絵画教室をやっていたわけでもなく、最初は会社員だったんです^^
その時の上司がいい人でしたが、とてもとても口の悪い方で
「松本~、お前脳みそ○○○か~!」
と、とてもここでは書けないような言葉をたびたび言われていました。
○○○には子どもたちが好きなあの言葉が入りますが、、、💩
ここでは伏せ字とさせていただきますm(_ _)m
今の時代だったらパワハラと言われるかもしれませんね(笑
ですが、素晴らしいアドバイスもたくさんいただきまして、今となってはとてもありがたい経験です^^
今でも心に残っているアドバイスが
「デザインもデッサンだ」
と、言われたことです。
デッサン(dessin)とは…
鉛筆や木炭などの描画材を使い、物の形、構造、陰影、質感などを平面に描く美術の制作技法。
美術の基礎となる技術で、「素描(そびょう)」と言われることもあります。
ものを見て絵に描く場合、私たちの目に見えているものは立体ですが、それを平面に立体として表現するデッサン。
「デザインもデッサンだ」ということは
紙媒体のデザインはもともと平面ですが、それを立体的な思考で形づくることなのかな、と思ったりしています。
花瓶やぬいぐるみなどの静物を描くとき、たとえば、目の前のモチーフを「線」や「形」だけで見るのではなく、
- どこが手前で、どこが奥なのか
- 光はどこから当たっているのか
- 見えない裏側にはどんな形が続いているのか…
そんなふうに想像しながら見ることになります。
なので、同じモチーフを描くにしても、写真を見て描くよりも実物を見て描く方が難しいんですね。
写真を見て描くことは、最初から平面になっていて構図も切り取られている状態のものを平面に描きます。
平面→平面で描く
実物を見て描くのは立体を見て平面に落とし込んで描く、平面なんだけど立体を描く
立体→平面で描く
3次元のものを2次元で描くのは、ものの見方や頭の使い方が違ってくるので、写真を見て描くよりも難しく感じるのです。
「デザインもデッサンだ」
というのは、デザインというのは平面だけど、
平面を平面のまま処理しないで立体を描くような視点で形にしろ
というアドバイスだったのかな〜と考えています。
創作画を描く場合、モチーフなど何かを見て描くこととは違い、自分で想像した世界を描くわけですが、
- その世界には何があるの?
- どんな景色が広がっているの?
- 誰がどんなふうに過ごしているの?
- どんな物語を紡いでいるの?
- どんな光がさして、どんな影が物語に深みを与えているの?
頭の中で広がる世界を平面に描く、でも、その世界は平面ではなくて奥行き感のある物語として広がっている…
といったように、平面を立体的に表現していく意識は、創作画を描く上でも大事なのでは、と思います。
昔の上司が伝えてくれたアドバイスの真意はわかりませんが…
未だに心に残っているということは、制作活動をする上で意味あることなのだろうなぁ、と思っています。
感謝ですね^^
あなたがいつも、優しい光と美しいインスピレーションに包まれていますように✨
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