【幸せを紡ぐ物語】&【創作レッスン】
8.302026
【創作レッスン】芸術は導きの地図〜子どものころに出会った世界が今の創作につながる

今回は、「芸術は導きの地図」というお話です^^
私たちはこれまで、絵や本、音楽や映画など、さまざまな作品に出会いながら生きてきました。
その中には、子どものころに夢中になったものや、大人になるまでずっと大切にし続けているものもあるかもしれませんね。
誰かが生みだした作品に出会うことで、それまで知らなかった世界を知ったり、「こんな世界があるんだ!」と心がときめいたり…。
そうした出会いの数々が、自分自身の好きなものやものの見方、そして創作の世界にも影響を与えているのではないかな、と思います。
今回は、そんな芸術との出会いが私たちに与えてくれるものと、子どものころの思い出が創作につながることについてのお話です^^
私が大切にしている本の中でこんな一文があります。
「全ての芸術は、文章であろうと絵であろうと案内役のようなもので、世界の新しい見方ができるように導いてくれる地図」(ルーンの魔法の言葉)
この文を読むたびに、芸術は導きの地図なんだ!とすごくワクワクしてしまいます^^
地図を手にしたならば…、
それは新しい世界の扉を開ける旅の始まりなのです。

私と誰かは世界の見方が違う
だから、
私にとっての世界と誰かにとっての世界は違う
誰かが描いた絵を見ることは
その人が見ている「別の世界」を見ること
自分の世界を絵にすることは
誰かに「私の世界」の見方を伝えること
絵でも、音楽でも、ダンスでも、すべての芸術は私たちに世界の新しい見方を教えてくれます。
それが子どもの頃に体験したものであればなおさら深く影響することもあるでしょう。
…と言っても、特別な体験をしなくてはいけないわけではありません。
私の子どもの頃といえば昭和なので、ゲームもなく、スマホもなく、ディズニーもなく、洋服は誰かのお下がりで、髪の毛は美容院なんて行くわけがなく母が切っていていつも前髪をワカメちゃん並みに短くされて涙し、おしゃれでもなんでもない、素朴な暮らしで(笑
私は、美しい、かわいい世界が好きで、今もそういった作品を描いていますが、そんな地味な子ども時代にどうやって「導きの地図」を手に入れていたのか?
…というと、読んだ本や生活の中で見たもの体験したことなど「日常の中にあるもの」から影響を受けていることが多いのです。
子どものころ、父が好んで食べていたチョコレートがありました。
そのチョコのおまけで花の妖精さんのカードがついていて、父がチョコを食べるたびにカードをもらっていました。
チョコはくれませんでしたけども…^^
当時はもちろん何もわからずに、ただあまりに素敵だったので集めていたのですけど、それは19世紀に生まれた挿絵画家、シシリー・メアリー・バーカーの『花の妖精たち(flower fairies)』シリーズでした。
シシリーの花の妖精さんたちは、身近な草花や近所の子どもたちをモデルに生みだされたのだそうです。
亡くなったのは1973年ですが、数年前から画集やグッズをよく見かけるようになったので、多くの人が絵を見たら「あ、この作品か」とわかると思います。
私も画集は持っていますが、子どものころに集めたチョコレートのおまけのカードも、ちゃんとファイルに入れてまだとってあるんです!
…といった感じで
三つ子の魂百までと言いますが、
私が描いている作風はシシリー・メアリー・バーカーとは全く違うものですが、小さな頃から天使さんとか妖精さんとか好きな世界が変わらない私です。

身近な草花や近所の子どもたちをモデルに、ということはつまりはシシリー・メアリー・バーカーが日常を生きる中から生み出した『花の妖精たち(flower fairies)』シリーズという導きの地図。
その導きの地図と子ども時代の日常の中で出会い、「わ〜、こんな美しい世界があるとは!」と世界の新しい見方が一つ増えた私。
誰もが日常を生きる過程の中で、誰かが生みだした「芸術」というさまざまな地図を手にし、世界の新しい見方ができるように導かれながら大人になってきたんですね^^
あなたが子どものころから好きだったものはなんですか?
今までどんな「導きの地図」を手に入れてきましたか?
子どものころの思い出には、ときには楽しい思い出ばかりではないけれど、それも含めて自分の世界を見つけるヒントがたくさん詰まっているかも知れません。
そして、あなたが描く導きの地図は、これから誰に、どんな新しい世界の見方を伝えていくのでしょうか。
あなたがいつも、優しい光と美しいインスピレーションに包まれていますように✨
※ルーンの魔法の言葉(原書房)〜絵/ブライアン・フラウド、文/アリ・バーク、訳/神戸万知
幸せを紡ぐ絵無料メルマガ
アートや創作について、クリエイティブに生きるヒント、松本圭のアート講座・展示情報などをお届けしています。ご登録はこちら▽









