幸せを紡ぐ物語

物語【stand alone】最終話

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ふと目が覚めて、私は気がつきました。
きっともう、星は現れているのでしょう。

足下の砂にばかり気を取られ、心の中で星を探し求め続けていたけれど、見上げれば空にはいつも満点の星空が輝いていたのです。
この空に輝く星のすべてが、私の目指す星。
私はすべての真ん中にいて、どこへ向かって歩き出そうと、目指す世界へ導いてくれるのです。

今、たった一つの星を探し求めた旅は終わりました。
私を導く星たちは、私の気づきとともに消え、朝の気配が近づいています。

この夜が明けたら、どんな新しい1日が始まるのでしょう。
終わりの見えない暗く長い旅の景色だった砂漠が、どんな輝きを持って私をむかえてくれるのでしょう。

今はただ朝の訪れを待つだけ。
希望を胸に抱いて。

stand alone、光とともに…。

終わり
〈絵と文/松本圭〉

☆お読みいただきありがとうございました☆

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