幸せを紡ぐ物語

物語【night piece】第2話

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私は見知らぬ猫とともに、夜の散歩に繰り出しました。
この街に住んで2年になるけれど、この街のことは良く知りません。

「もう少し行くと高級住宅街だよ」
私の斜め前を歩きながら猫が言いました。

「それは知ってるわ。行ったことないけど」
「どうして?」
「だって、私には関係ない世界だもの」
私はそう答えて笑ったけど、猫は振り返りもせずに歩き続けました。

…第3話へ続く
〈絵と文/松本圭〉

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