【幸せを紡ぐ物語】

物語【moonbow】第4話

moonbow

ある晩、公園の片隅で月に向かって祈る男の子に、女の子が声をかけました。
「あなたはどうして毎晩月を見上げているの?」
女の子は男の子が毎晩月に祈る姿を見ていたのです。

男の子はドギマギしながら、月虹の話をしました。
「そう、それは素敵なお話ね。でも、虹は雨が降ったあとにしか架からないわ。それにここはハワイではないもの。月虹を見ることはできないと思うわ」
女の子は気の毒そうに男の子に伝えました。

…最終話へ続く
〈絵と文/松本圭〉

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