幸せを紡ぐ物語

物語【happy moon】第4話

happy_moon

下を向いて考え込んでいた男の人は、ふと顔を上げました。
その瞳には迷いの色はありませんでした。
夜空に輝く三日月を見上げ、何かを決意したように一つ深呼吸をして立ち上がると、鞄を持って歩き出しました。
さっきまで丸く縮こまっていた男の人の背中は、月の光を浴びて力強く輝いています。

三日月の上の男の子と女の子は、男の人のようすを見下ろして、顔を見合わせてにっこりと微笑みました。

…第5話へ続く
〈絵と文/松本圭〉

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