【幸せを紡ぐ物語】
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物語【flower fairies】最終話
しばらくして三人の妖精がおじいさんの庭を見に行きました。妖精たちが庭を見ると、おじいさんの庭は色とりどりの花でいっぱいになっていました。庭の門は開け放たれ、町の人たちが次々におじいさんの庭を訪れていました。
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物語【赤い花】第2話
娘は自分の竹筒に冷たい滝の水をたっぷり汲むと、若者のもとへ急いで戻りました。そっと助け起こし水を飲ませてやると、若者は美味しそうに水を飲みました。次の日、同じ場所に行くと若者は木に寄りかかって座っていました。昨日よりも具合が良さそうでしたが、まだ生気のない顔をしています。
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物語【赤い花】第1話
あるところに、気だてが優しくて働き者の娘がいました。娘の家はとても貧しかったので、村の学校へも行かず、小さな妹や弟の面倒を見ながら毎日家の手伝いをして暮らしていました。娘は今日も父さんに言いつかって、一人で山へ薪を拾いに行きました。
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物語【赤い花】第3話
いつも一人で山に入っていた娘は、若者に会うことが待ち遠しくなりました。何を話すわけでもないけれど、若者のとなりに座って、若者が握り飯を食べ水を飲むのを見届けると、薪拾いの続きをしに行くのでした。若者は、娘の介抱の甲斐あって日に日に元気になっていきました。
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物語【moonbow】最終話
男の子が恥ずかしそうにうなづくと、女の子は聞きました。「なぜあなたはそんなに月虹を見たいの?」男の子はさらにドギマギして答えようかどうしようか迷いましたが、小さな声でこういいました。「だって、君が毎晩悲しそうにしているから。
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物語【flower fairies】第5話
「おじいさん、バラを一輪もらえませんか?」庭の垣根の隙間から子どもが覗き込みました。「お母さんの誕生日なんです」おじいさんは小さく微笑んで、子どもにバラを一輪あげました。黄色い花の妖精は小さなタネをおじいさんの庭にそっと蒔くと、森へ帰って行きました。
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