幸せを紡ぐ物語

  1. 物語【黄色いバラ】最終話

    店をあとにする女性に、店主が黄色いバラを手渡しました。「あの日も黄色いバラをいただきましたね」「はい、黄色いバラの花言葉は友情です。自分の花を咲かせようとするあなたに友情のエールを贈ります」「ありがとう」女性は黄色いバラを大切そう受け取りました。

  2. 物語【黄色いバラ】第4話

    独り言のようにつぶやいた女性に店主が言いました。「バラの季節以外にも店はやっていますよ。いつでもあなたをお待ちしています」「ありがとうございます。

  3. 物語【黄色いバラ】第3話

    「あの時、あなたは私がなぜ泣いているのか、聞きませんでしたね」店主はだまって女性の言葉を待ちました。「私、あの日恋を失ったの」さらりとした笑顔で女性が言いました。「どうりで。

  4. 物語【黄色いバラ】第2話

    「去年の今頃、雨の日に…」女性が言いかけたとき、店主の記憶にあの雨の日がよみがえりました。「あなたはあの時の…」「はい」「見違えました。お元気そうで」「はい」と答えると、女性は照れたように笑いました。

  5. 物語【黄色いバラ】第1話

    このカフェの名前は「黄色いバラ」。とびきりオシャレ、というわけでもなく、町の喫茶店、と言うほうがあっている、でもどこか雰囲気のある佇まい、そんなお店です。バラの季節には毎年黄色いバラがテーブルを彩り、いつもよりちょっぴりお店が華やぎます。あるバラの季節のできごとです。

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